からすのしっぽ

日々のおおまかなことを書いています。

日常

むずむず、もぞもぞ。

くもりのちはれ。外からぎゃっぎゃとキジたろうのこえ。おとといくらいは汗ばむほど暑かったのに今日は肌寒い。ねこちゃんが膝に乗って暖をとるのだが、ずうううううううっといるのでトイレにも行けない。ときどき片足にひとりずつ、あわせてふたり乗ってい…

見直す。のち、忘れる。

久しぶりに生活音に耳を痛めている。耳栓を試みるが右耳が外耳炎のように荒れていて皮膚呼吸できない不快さで装着できない。先日おおきな音に疲れて、いまだにうまく立ち直っていないようだ。おそらく血のめぐりの悪さも原因だろう、即効性はないがビタミン…

ぼーっとする

霧が晴れていくようすをみつめて洗濯を干す。きょうはよく晴れて二階で昼寝をするとすこし汗ばんだ。一階と二階、家の内と外で寒暖差が生じる。過ごしやすいのやら暑いのやら、からだが暑さに慣れていないので昼寝で疲労回復のつもりがよけいくたくたしてい…

服を着る

いったい何を着たらいいのかわからない。暑いのか、寒いのか。今晩「ライブへいきましょう」と知人からお誘いがあって街へ出る。で、その街はここより暑いのか、寒いのか。夜は寒いのか。このあたりは寒いぞ。きっと帰ってくるころには、うんと寒いぞお。………

リズム感を磨く

イオンモールへ行ったので楽器屋さんへ立ち寄りエッグシェイカーをひとつ買った。プラスチック製のたまご型のケースに、おそらく小さなビーズが入っていて(容量はケースの半分くらいだろうか、ずっしりとビーズを感じる)、振るとシャカシャカと音がなる。…

よっこいしょ

久しぶりに外の物干し竿を拭いた。何カ月も使っていないから汚れがひどく雑巾を二度ほどゆすいだ。物干し場は冬のあいだは日陰になる。冬が明けると花粉や黄砂が飛んで、花粉症もちのつれあいのために室内干しが続く。本日、洗濯日和。黄砂飛来なし。強い風…

てくてくしよう

昼過ぎ。郵便局からの帰り道、見上げた電線にハトちゃんふたり。おなか、おなか。おなか。ふっくら、ふっくら、ふっくら。わお、わお、わお。ぱたぱたぱたぱた。傘をさすほどでもない小雨の日。車移動の一時間は「ああ、すぐそこね」と言い切るのに、近所へ…

日本酒を欲する

ことあるごとに「運動しよう、運動しよう、運動するぞお」と言っているくせに運動不足更新中なのでふとした拍子に腑抜けている。去年の秋に甲状腺機能亢進症とやらで動悸がひどく運動習慣がなくなってしまったときには「からだがあ、きもちわるいぞお、うご…

からだで雨を感じる

あ、キジたろう。はっけん。よくとなりの空き地に出現していたのだけれど、ここ数年は見かけなかった気がする。なんだか久しぶりに近くで見ることができて安堵のような感情を抱く。雨が降るまえに洗車を済ませてしまおうと、空を仰ぐとトンビちゃんが低空飛…

うろうろ、うろうろ。

黄砂飛来。周囲の山々が霞んでいる。いったいシーツはいつ干せばいいですか。かといって。花粉症もちのつれあいのために外干しは控えているのですが。はれのちくもりのち、つめたい風。まだまだふゆ。ねこちゃんは暖をとるように膝の上にくる。だからきょう…

ゆらゆらする勇気

夢をみる。友人がでてくる夢。奴は、わたしの知っているあのひょうきんな笑顔をこちらに向けてたのしい時間をくれる。奴は、いま転換期やなあと感じる頃合いに「がんばれよ」とばかり夢に現れる。生きとってくれたほうがうれしかったんやでえ。と出現するた…

ぼこぼこ

じぶんのなかのさみしさをじぶんで増幅させちゃうプロになってしまいそう。このままではからだもこころも感性が閉じていってしまうので、ふらっと本屋さんへでかける。目についたものを手にとって、みるだけ。みるだけ。情報収集は動きながらきょろきょろす…

季節が変わる合図

夏日。日中は26度と高まる一方で夜明けの時間帯は10度以下と低い日もある。ねこちゃんはかけ布団の中と上をいったりきたりしてほどよい暖をとって寝ている。換毛期になり綿毛のような体毛が床にふわふわ落ちていることもしばしば。外に出ると虫たちが活発に…

でかける

待ち合わせの約束などしていないのに、ふらりとでかけた先で偶然にも友人に会う。こんなことあるんやなあと昼過ぎから夜にかけて伊勢市周辺を堪能する。「これからひとりで帰るのかよお」「長距離やで気をつけてね」お互いにふたりで外出することに慣れてし…

読む

図書を借りる。読むのが遅いので貸出期間の二週間では読み切れず延長手続きをするのだが、膝の上にやってくるねこちゃんにここちよさをおぼえてうとうとしているうちに本を読む熱量が覚めてしまい、読了せずに返却。ということをくりかえしている気がする。…

ねこちゃんにならう

朝起きると腹が腑抜けていた。腹の内側が冷たいので二度寝する。そんなことはお構いなしに年中ねこちゃんのナッシーちゃんが「ニャー、ニャー、ニャー」とあの手この手と爪を使ってわたしを起こしにくるので「きのせい、きのせい」と彼女を布団のなかに引き…

ながれにゆだねる

ひとが物事をはこんでくる。どれも以前から興味があってやってみたいとおもっているもので、ここ最近ふとおもう『感受性の幅を広げたいなあ』というテーマが共通しているけれど、病み上がりにはなかなかに目まぐるしい。おさそい・ラテン音楽・登山(とりあ…

素手でさわるよろこび

洗濯物をとりこもうと洗濯機のふたを開けたら、ちいさな、小指の爪ほどの大きさの墨色のような黒いくもちゃんがポーンと洗濯槽へ侵入してしまった。さいわい洗濯物に着地したので、洗濯槽の隙間へ進出するまえにつかまえることができた。ふと、くもちゃんを…

ひとつずつがいいなあ

ながら作業に慣れてしまった。食事ですら何かをみたり何かを考えたりして食べることに集中していないことが多い。ひとつずつこなしてできなかったぶんは潔く諦めたいものだなあと。体調に見合った食材をからだで選択できるなら、なんだかもったいないことを…

はげをはっけんする

「円形脱毛みたいな……小さいけどはげてる。前髪で隠れるけど、みる?」「みる、みる」おでこの左脇の延長線上に小指の爪ほどの小さな白い空間、はげを発見。約二か月前の散髪時には見当たらなかったので、ここ最近にぽっかりと出現したもよう。薄毛進行の加…

起き上がるために眠る

昨夜から雨が降っている。ざあざあと降っているけれど寒さをかんじない朝。しばらくして太陽が顔をだし晴天となる。昼食をすまして太陽をあびに散歩に出るつもりが、どうもやけに眠たくて眠り続けていた。起きては眠り、起きては眠る。夕暮れを察知すると「…

すなおさを育む

昭和歌謡ポップス名曲選なる楽譜を買って「これは上野発の夜行列車……の音なんかじゃあない」とブツブツしている今日このごろ。メロディをなぞるのは簡単だけれど、なかなかにむずかしい、むずかしい、むずかしい。白と黒をしばらくにらめっこしたのち、わけ…

ごちゃごちゃのなかに芽がある

雷雨。強風を伴う。夜通し降っていた雨が朝を迎えても降り続いている。ときどき雷の重たいうなりが聞こえたが停電になるような事態にはならなかった。それにしても、日ごろ雨にあわないということもあって、この時期の季節を運ぶ雨はうれしいものだなあと感…

すきなものは一貫している、はず。

ドライブのおともに秋吉敏子さんのアルバムをそこそこの大音量でかけて、雨の、それも霧景色のなかの帰宅となった。昨夜はいつもより遅い食事と入浴となったので日にちが変わるころに眠り、いつもより遅めに起きようと思っていた。が、そういうときに限って…

『なんでもいい』感覚を大事にしたい

夜明けのころ横殴りの雨が窓を叩いていた。雨というよりもあられのような衝突するような強い音で、まだまだ冷えるなあと思っていたら今日いちにちはずいぶんと寒い。太陽が顔を出すかと期待したが分厚い雲が勝り、気温も上がらず室温も上がらず、なんだか底…

『間』を感じること

間をとることが上手なひとは発信力や伝達力が長けているような気がする。『長けている』というのは、難しい言葉をたくさん知っているとかそういうことじゃなくて、喜怒哀楽のきっぱりとしない曖昧な表情をもしっかりとくみとって受け手へ鮮明に伝えるちから…

コンビニでツバメちゃんをみた

夕暮れどき。仮眠をしようとコンビニの駐車場に車を停めると、一羽のツバメちゃんが軒下にやってきて、たぶん巣をどこに作ろうかあたりをつけているんだと思う。何度も行ったり来たりして、どうしようか、ここにしようか。なんて考えている様子だった。とき…

ひとつずつ、を確かなものにしたい。

ちょっと集中して読みたいな。と本をポケットにいれて散歩へ行く。体力低下を感じながら「もうすこし、もうすこし」と冷たい向かい風をあびながらたったか歩く。三十分ほど歩いてたどり着いた目的地の珈琲やさんは臨時休業で開いていなくて、すこしのどが渇…

珈琲を淹れる

冷たい雨が降りしきるけれど白い息を見ることが減ったような気がする。台所の凍てつくような寒さでは珈琲がすぐに冷めてしまうので真冬のあいだは小鍋で煮出していた。ここのところは急須で淹れている。ドリップバッグにそおっとお湯を注いでいた時期もあっ…

どうぶつとの距離感

あかんぼうのころからどうぶつが身近にいるひとは、生涯どうぶつに好かれるのだろうか。ときどき、わんちゃんやねこちゃんがあかんぼうの面倒をみている様子をテレビなどで見るけれど、わたしもねこちゃんに育てられたひとで。その影響なのか。わたしはずっ…