からすのしっぽ

日々のおおまかなことを書いています。

起き上がるために眠る

昨夜から雨が降っている。ざあざあと降っているけれど寒さをかんじない朝。
しばらくして太陽が顔をだし晴天となる。昼食をすまして太陽をあびに散歩に出るつもりが、どうもやけに眠たくて眠り続けていた。起きては眠り、起きては眠る。
夕暮れを察知すると「ニャア、ニャア、ニャア」とごはんを催促するねこちゃんは、なぜか今日は静かにそばにいる。べつに体調が悪いわけでもないのだが、まぶたが重たいあいだは待ち続けてくれた。

本当にちょっとの、0.5ミリくらいちょっとの、視点を横にずらせばわかるものがわからないままなんて馬鹿だなあ。と、なんだか四十路でも五十路でも「馬鹿だなあ、馬鹿だなあ」と自分自身がおもしろくてしょうがない、そんなふうに年を重ねるんだろうなあと睡魔のなかにふと感じた。きょうはそういう日。