からすのしっぽ

日々のおおまかなことを書いています。

『なんでもいい』感覚を大事にしたい

夜明けのころ横殴りの雨が窓を叩いていた。雨というよりもあられのような衝突するような強い音で、まだまだ冷えるなあと思っていたら今日いちにちはずいぶんと寒い。太陽が顔を出すかと期待したが分厚い雲が勝り、気温も上がらず室温も上がらず、なんだか底冷えも強いので開けたばかりの雨戸を午前中のうちに閉めたものだから、まるで冬のようにほの暗い部屋で過ごしている。そういう春分の日

夕方、換気のために窓を開けると雪混じりの雨が降っていた。
四季の移り変わりに季節を区分するための境界線は存在しない。週間天気予報なんかを見て「ふーむ、まだまだ冬かあ」なんて言っているけれど、暦上は春。春なんだから、と思い込んでいるせいで、あたたかくなるんだか寒いんだか暑いんだか、という情報に翻弄されている。けれども本当のところそんなことはどうでもよくって、とも思っているわけで。なんでもいい。なんでもいい。もっと気楽に移り変わりをたのしめるようになりたいなあとおもう。