からすのしっぽ

日々のおおまかなことを書いています。

備忘録

たんたんと

でこぼこができたり穴があいたりすると急いで均そうとするけれど「そのままでだいじょうぶ」といえる勇気をとくべつ持ち合わせていなくたって、どんな風雨にさらされようが、しっくりと立っている、そういうしくみになっていることを忘れないようにこころが…

ゆらゆらする勇気

夢をみる。友人がでてくる夢。奴は、わたしの知っているあのひょうきんな笑顔をこちらに向けてたのしい時間をくれる。奴は、いま転換期やなあと感じる頃合いに「がんばれよ」とばかり夢に現れる。生きとってくれたほうがうれしかったんやでえ。と出現するた…

ながれにゆだねる

ひとが物事をはこんでくる。どれも以前から興味があってやってみたいとおもっているもので、ここ最近ふとおもう『感受性の幅を広げたいなあ』というテーマが共通しているけれど、病み上がりにはなかなかに目まぐるしい。おさそい・ラテン音楽・登山(とりあ…

ひとつずつがいいなあ

ながら作業に慣れてしまった。食事ですら何かをみたり何かを考えたりして食べることに集中していないことが多い。ひとつずつこなしてできなかったぶんは潔く諦めたいものだなあと。体調に見合った食材をからだで選択できるなら、なんだかもったいないことを…

対人関係をみつめる

こころなんてものは表面上の態度や言葉だけではかるものじゃないなあと。ましてや他人なんて。とおもう。相手が問題に参加せずに逃げてしまうのなら、そしてその相手がこの先も付き合っていきたい人間なら、こちらの許容度をなおしたほうがいい。相手の変化…

眼鏡を外して裸眼で過ごす

眼鏡をかけている。けれども眼鏡に頼って過保護にするのも違う気がする。十代後半くらいから視力が下がり続けて、視力検査のあの表の一番上のマークもぼんやりするようになって、動体視力もどこへいったのやら、キャッチボールはこどものころのように目と体…

すきなものは一貫している、はず。

ドライブのおともに秋吉敏子さんのアルバムをそこそこの大音量でかけて、雨の、それも霧景色のなかの帰宅となった。昨夜はいつもより遅い食事と入浴となったので日にちが変わるころに眠り、いつもより遅めに起きようと思っていた。が、そういうときに限って…

こころがきょろきょろしている

あか、しろ、き、あお、みどり、などの色の数は年齢を重ねるとともに増えてきた。このごろは筆圧を調整して濃淡をつける以外に色々な技法を手に入れたくなる。色と色を重ねるのではなく、ひとつの色から、その内側にある深さをのぞいてみたい。という好奇心…

『間』を感じること

間をとることが上手なひとは発信力や伝達力が長けているような気がする。『長けている』というのは、難しい言葉をたくさん知っているとかそういうことじゃなくて、喜怒哀楽のきっぱりとしない曖昧な表情をもしっかりとくみとって受け手へ鮮明に伝えるちから…

自己表現のための言葉を見直す

karasunoshippo.hatenablog.com 追記のような。たとえば『被害者』『加害者』というように線を分ける言葉を用いるのは客観的に整理するための道具であって、感情のなかに押しこむものではない。そうしなければ怒りや失望感などを処理できない過程が一時的に…

だんだんと

ただ共感して褒めるだけの感想より、思っていることをすべて話してくれるひとは貴重だなあと思う。『だんだんと、形ができる。』を体験できる機会があるのは、いつになってもうれしいもんだなあ。電車もバスも一時間に一本の地域だけれども、テキトウに家を…

なるようにしかならない

展開、というか、展望、というか。たぶんこの先こうなっていくんだろうなあ。ということを書き出してみようかと思ったけれど、なんだかぼんやり。他者に影響されて抱いた目標とか理想とかそういう尺で測るんじゃなくて、じぶんの素材上そうなるのがしぜんな…

ゆらゆら

じぶんじしんの本質的な部分に触れると眠くなる。幼少期からかくれんぼしていた部分だからか、かくれることには長けているけれど表にでてくるのはどうも苦手。自信がないとか、そういうことばをあてるのはちょっとちがう。自信があるとかないとか、いっちょ…

結果にいそがない

「パパにもママにも、学校の先生にもそんなこと教えてもらえんかったから、そっかあ。その手があったかあ~」なんだか不意に、おどろきとはっけんの顔をして手を打っていた男の子を思い出した。 二十代半ばくらい。小学校の学童保育でアルバイトしていたとき…

反省

さみしさに気づくことは怒りを自覚することよりも難しいかもしれない。あかんぼうはさみしいと泣くのに、年を重ねてへたくそになってしまうなんてどうにもひねくれている。 これは治療なのか、エゴなのか。いっしょにくらしているねこちゃんを看取るたびに思…

やかんに注意

お湯をわかそう。やかんを火にかけたことが何分前の出来事だったか。台所を離れて別室で別件をこなしながら沸騰をまっていたはずなのに、いつのまにかすっかり忘れていた。トイレに席を立って、不意に思い出す。「あ。」とっくに沸いているぞとやかんの口か…