からすのしっぽ

日々のおおまかなことを書いています。

リズム感を磨く

イオンモールへ行ったので楽器屋さんへ立ち寄りエッグシェイカーをひとつ買った。プラスチック製のたまご型のケースに、おそらく小さなビーズが入っていて(容量はケースの半分くらいだろうか、ずっしりとビーズを感じる)、振るとシャカシャカと音がなる。この、手のひらにすっぽりと収まる小さなマラカスのような楽器を「もしもお店にあったら買わねばあ!」というきもちで買った。


家に帰って、さっそくシャカシャカと音をならす。中身のビーズを感じながら小刻みに、シャカシャカ、シャカシャカ。音やリズムが安定したところで空いている片手と両足で並行して別々のリズムを刻む。ドン、ティティ、シャカシャカ、ドン、ティティ、シャカシャカ……げ、つらい。わたしが脳トレのような頭が鈍く動く苦痛を感じていると、足元でねこちゃんがエッグシェイカーをおもちゃだと思ってきらんきらんしたおめめでこちらを見ていた。


なにごとも、なにもやらないでむずかしそうと言っているより、やりながらむずかしいと叫んでいたい。
ラテン音楽をいっしょにやりましょう。の突然のお誘いは、以前から自分の内側にしまっていたぼんやりと感じていたことを具体的に現実化してくれるような気がする。ひとの縁はありがたいなあ。しばらくはシャカシャカと音をならしながら「つらい、つらい、アアアア!!」と叫んでいそうだが(どうしてわたしは黙って練習することができないのだろう)、なんとか食らいつきたい。