からすのしっぽ

日々のおおまかなことを書いています。

モヤモヤを楽しむ

声がワントーン低くなった。もともと男性に間違えられるほど地声が低いので普段は少し高い音で話すのだが、その余所行きの声がでなくなって喋ると胸が共振している。
のどの痛みと咳と、のどと鼻のあいだの空洞から首のうしろ側がねばねばしているかんじ。風邪を引いたかも。先日(いまできる限りの範囲で)はだしになって身体中ビリビリするほどうんと集中することがあって、その翌朝からのどの違和感が発生して、今に至る。からだがついてきていないなあ。トホホ。

いまのところ発熱していないので、今日は今日の雨のおとを楽しむ。今日の雨は冷たいし、きのうすこし汗ばんだぶん寒く感じる。
ありがたいことにそのときどきの体調に相応しい、たまねぎを、さつまいもを、ごぼうを、と体が欲しているものをしぜんと食べたくなる食欲を持っている。そういった野菜たちをぶった切ってフライパンで炒めてぐつぐつしてテキトウに味付けてスープにしたテキトウなものをおいしくもぐもぐしたのち、これまたテキトウに淹れてたまたまおいしくできた珈琲をのんでぼおっとしている。ああなんか、オセロしたいなあ。友人を呼びだすこともできるけれど、いまはやめておく。


ふとやってみたいなと今月よりNHKラジオ英会話を取り組むことにした。
ここ数年、児童文学の英語朗読を聞いて雰囲気を楽しんだり、母語を習得するこどものように衝動に任せてナンチャッテな宇宙語で真似をしたりしている。そんな習慣をゆるやかに続けているうちに学びの好奇心が高まってきたもよう。
それに現時点わたしは英語を話せないが、なぜか外国人の友人ができる。相手が流暢に日本語を話してコミュニケーションをとってくれるので困ることはないが、外の世界をのぞいてみたいと純粋に興味がふくらみ続けるし、ラジオDJさんがかっこいいんだなあと(これはこどものころからあったかもしれない)感情が噴火している。

あ、いまか。いまやることか。という時期が来たのかも。
急いで学ぶとそのうち嫌になって習慣にならないだろうから「うーん、わからん!」と理解できずにモヤモヤしても、そのうちわかるようになるだろうとモヤモヤを貯金していったん忘れるようにしている。このモヤモヤがなんだか快感で、利き手が矯正されたものから自然体へ整いつつあることにより頭の使い方がずいぶんと変わってインプットがだいぶ楽になったなあと我ながら感心している。


週末に参加してみたいなあと感じた用事があるけれど。
風邪っぽいし、はげもみつかったし、つめこみすぎたかもしれない。もうすこしモヤモヤの快感を積み木してから参加してもいいことだなあと。結果に急ぐ癖を見直す。
のびのびやわくわくとハラハラやめそめその、両面性の関係のバランスを崩しているんだなあ。そんなことをおもう。きょうはそんな日。